正直爺さんポチ連れて裏の畑で泣き寝入り
近ごろ都に流行るもの
比較的若くして、世に認められた人間が
傲慢な行動や言葉で墓穴を掘る。
猿も木から落ちる、というのか。
いや、天狗が木から落ちたのだろう。
人気があるというだけで
甘やかした周囲、世間の責任も大だ。
アクセスや「いいね!」、フォロワーの数が
何かに付け、人物をはかるモノサシとなって久しいが
そういう数値と、人柄、資質はまったくの別物。
この手のD級ニュースを耳にするたび、
世も末か、今の人間は悪い方向に向かっているのか
と嘆かわしくなるのだが、なぜか、それと並行して、
多様性、持続可能、脱炭素など
バラ色のスローガンが地球の「表面」を覆い尽くしている。
ほんの少し前までは耳にしなかったような言葉が
テレビ、新聞、ネット上に溢れている。
君子の豹変ぶりもさることながら
少しの異論も許さない多様性時代の自己矛盾には
まったく恐れ入る次第。
というような思いを歌にしました。
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